人生の転機〜今までの自分になかったもの〜

こんばんは。つばさです。
前回のブログに今まで経験してきた事について書こうと思ってます。

1.高校生の時に教師を目指す
2.大学で行った教育実習を通して、教師の道に疑問を持つ
3.就職活動を行う中で出逢ったカッコいい大人の言葉
4.大阪の学生団体での活動←今回の記事
5.IT企業に入社〜猛勉強の日々〜
6.学生団体の時の友達から紹介された本との出会い
7.いろいろ経験した社会人生活
8.これからの目標

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今回は【4.大阪の学生団体での活動】について書きます。

この活動を通して多くの友達ができて、これからもずっと繋がっていくんだろーなと思う人が多くなりました。

この学生団体に入ったのは、就活で大阪にたくさん来るようになって、その中で声が掛かったのがきっかけでした。

この学生団体は【人間力】の向上を目指しており、大阪以外にも東京・名古屋・福岡・仙台にも分校があって、自己成長を考えている学生がたくさん所属していました。
バックグラウンドで企業が運営を行っていて、学生をサポートするという仕組みです。(リーマンショック前から大学生を顧客にした商売を行っていたみたいです)

僕にとって大阪にある学生団体に入るってことは、徳島から大阪に通いながら活動する事だったからとても大きな決断だった。
就活をしながら団体の活動を行って、その交通費も捻出しないといけなかったので。
でも、里見さんに聞いた法則に則って、純粋に学生団体での活動をやってみたいと思ったし、こういう経験に投資したいと思ったから参加することに決めました。

この大阪の学生団体には、5つのグループがあった。
各グループ毎に1年間のコンセプトを決め、そのコンセプトに則った活動を行っていく中で各々の人間成長を行っていこうという主旨だった。

僕は5つのグループのうちの3つ目のグループに入ることにした。
理由は、リーダーの人が良さそうだったから。
初めて会った時に凄く真剣にメンバーの相談を受けていて、その時の印象で決めました。

僕が入ったのは大学3年生の1月で、ちょうどその頃、この学生団体では大きなイベントを迎えていた。
3月中旬に大阪の5つのグループと名古屋の3つのグループがいろんな競技(ダンスとか合唱とかバレーとか→学校の文化祭と体育祭が合体したみたいなイベント)で競う大会が迫っていた。
僕が入った時はちょうど各グループがこの大会で優勝することを目指して動き出す直前だった。

学生団体に入ったからにはどんどん挑戦していこう!!って考えていたので、入ってすぐに文化系種目の副リーダー(リーダーはもう決まってたし、リーダーしたことなかったからまずは経験として副リーダーを選んだ)に立候補。
やる気を買われたのか見事に選出された。

選ばれたからには、やりきろうと頑張った。
各種目のリーダーと話し合って悩みや課題を聞き出したり、副リーダーってことで、練習の後に講評を行ったり。
ポジションに就くことでいろんな役割が出てきて、その中で少ずつ自分の意見を言うことや練習しながらどうすれば良いか考えたりするようになっていった。(幸運な事に入ってすぐのメンバーが副リーダーをやっても文句を言う人はいなかったのでかなりやりやすかった)

どれだけ苦手な種目(ダンスとか)でもまず自分が覚えて、種目リーダーと一緒に周りに教えられるようにしたり、どうすれば練習が上手くいくのか考えて動いたり、自分なりに必要だと思う事を積極的に行っていった。

ポジションが人を変える(成長させる)ってことを知った。

結局、この大会が終わった時の結果は8チーム中2位・・・1位にはなれなかったが、できることは全てやったという達成感があった。
そして、初めて結果に悔しくて泣いた。

自分がこんなに人前でボロボロ泣く人間だったんだ・・・ってビックリした。

本気でやり切ることの楽しさを感じた2ヶ月間だった。

それから、大学4年生になる時にリーダーの代替わりがあった。
毎年4月にグループリーダーを変更し、新しいリーダーをメンバー全員で選び直すイベントがあった。
この学生団体では立候補した人が大阪のメンバーの前でどんなグループにするのか?プレゼンを行って、良いなと思ったリーダーに投票を行い、各グループリーダーが選ばれるっていう仕組みだった。

前回のイベントの経験から、ポジションによって自分が成長できることとかわかったし、何よりも同じグループのメンバーが好きになってきてて、このグループの為に頑張りたい!!って思い立候補した。

それから、何をプレゼンするか考えた。どんなグループにしたいか?どんな人になることをグループの目標にするか?を全体に発表する。

この時に発表したことで覚えているのは、

『21世紀に羽ばたく人財になるだけじゃなくて、21世紀に羽ばたく人財を育てられる人間を作りたい』

だった。

僕自身そうなりたかったし、やっぱり将来の目標の【教育】の考え方が出たんだと思う。

発表の当日100人くらいのメンバーの前で15人ぐらいの立候補者がプレゼンを行った。
緊張したが、自分が伝えたい事は全て発表できたと思う。

投票されて数日後に結果発表。
僕は見事グループリーダーに選ばれて、100人弱が所属しているグループのリーダーになることが決まった。

リーダーになってからがまた大変だった。副リーダーなどグループを円滑に運営する為の幹部メンバーを選ぶ為の面接の嵐。
幹部に立候補するグループメンバー全員と面接をして、自分の想いと相手の考え方を話し合って、選んでいく。
まだ、就活の面接を受けている途中なのに面接官側をするっていう変な状態。
僕のグループからは15人ほど立候補してたので、何度も面接を行った。面接をこなしていく中で、どんな事が聞きたいのか?自分はどんなグループを作りたいのか?話したり、聞いたりすればする程明確になっていった。

そして、面接を行ったメンバーの中から信頼できる5人の幹部を選び、次はグループの1年間のコンセプトをこのメンバー全員で決める会議を行った。
ちなみに幹部メンバーのほとんどは初対面とか今まで交流をしてこなかったメンバーだったので、自己紹介をしたり、まずはお互いの事を知る事からスタートした。

コンセプトを決めるのはかなり大変だった。
イメージはあってもそのイメージを言葉に当てはめるのがとても難しい。

しかも、5月にまた団体のメンバーの前でこれからのコンセプトをどうするか発表する場があって、それまでに決めないと行けないからまた大変だった。

何度も何度も幹部全員で話し合って、いろんな意見を出し合って、周りの人からたくさんアドバイスを貰った結果、グループのコンセプトは【革進】に決めた。

この言葉には

【どんな目標でも良いから、その目標実現に向けて周りに語り掛けたり、行動してほしい。
行動していく中で、目標が変わったとしても、目標を追い求めて活動した努力は確実に自分自身を前進させているから。
日々自分自身を改革して、前進し続けてほしい。】

そんな想いを込めて作った。(もちろん僕自身の為に作った言葉でもあった。)

この想いには、自分が今まで経験したことから導きだした。

教師になりたいって目標に向かって進みだして努力して、勉強して。
教育実習を通して教師にならないって事を決めて、就活を初めて。
就活の中でもわからないなりにがむしゃらに動いて、自分を変えようと思って、いろんな尊敬する人に出逢って。
自分を変える挑戦の為に学生団体に入って、積極的に活動して。

何も挑戦しなかった自分と比べると、今の自分はかなり変わったし視野も広がった。
それに、前よりも自分の事が好きになってて、もっといろんなことに挑戦したいと思うようになっていた。

この変化をどれだけ速く体験するか、繰り返し実行できるかが重要だと思ったから、このコンセプトに決定した。

そして、コンセプトやその想いをメンバーの前で発表して、グループの活動がスタート。
まずは組織としての形を作り変え、多くの挑戦の機会を作る為にリーダーという役職をたくさん作った。

今まで全体の上に幹部が5人いるイメージだったのを、10人程のグループに細分化して、12個のグループを3グループ毎に幹部一人一人を担当に付けて、その上に僕がいる組織構成に変えた。
各グループのリーダー以外にイベント企画や新聞発行、勉強会企画などのセクションも別に作り、その中でもリーダーを作った。
学校で言うクラス分けと部活動みたいな位置づけだった。

そして、幹部陣企画のイベントを行ったり、幹部からアクションを掛けて、いろんなセクションを絡み合わせて、グループ内イベントを作ったり。
メンバーからイベントをしたいと提案があったり。

合宿を行ったり、花見に行ったり、発表会を行ったり色んな活動をした。

新組織始動から3ヶ月くらいで、グループのメンバーも着々と増えていって130人くらいになっていた。

1年前には、まさか自分が130人のグループのリーダーをしているとは思わなかった。
なので、自ら行動し挑戦する事の偉大さを改めて実感した。

この頃にはグループのメンバーの前で話をする機会が増えていたので、30〜40人くらいの前で自分の意見を言ったり、活動の感想を言ったりするのが普通になっていた。

そうこうしている間に、9月に行われる予定の全国大会(東京・大阪・名古屋・福岡・仙台の全ての学生団体のメンバーが集まる大会)の運営を行う委員会の選出が行われ、僕は全国大会の運営長を行うことになった。

1000人が集まるイベントの運営を行う為に、運営委員のメンバー選出の面接が始まった。
幸い2人の副運営長が決まっていたので、分担して(ほとんど徳島にいたので2人に任せて)メンバー選出。
自分のグループのメンバーで絶対にほしいメンバーを伝えて、そのメンバー以外は2人に任せて選任した。

こうして、2ヶ月後に行われる1000人のイベントの運営メンバーが決定し、大会に向けて動き出した。
もちろん今回も僕がリーダーをしているグループの出し物もあるので、そっちの準備も同時進行で行っていたので、かなり大変になっていた。

ちなみに、学生団体のリーダーをしてからの僕のスケジュールは
月〜木曜日 バイト(1日8時間くらい)と授業と学生団体のメンバーとスカイプミーティング
金〜日曜日 大阪でグループの活動と運営の活動
とかなりバタバタした生活をしていた。

夏休みに入るまでは、授業があるのでどうしても大阪に滞在し続けるのは難しいので、夏休みが始まってからバイトも休ませて貰って、1ヶ月半がっつり大阪に滞在して一気に準備を進めることにした。(学生団体の友達の家に泊めてもらっていた)

全国大会は3泊4日のプログラムでキャンプファイヤーやプレゼン大会、ダンス、合唱、シャトルランなどいろんな競技が行われる。
その中で各地の運営委員がどのプログラムを担当するか決めるミーティングを行い、完全分担で運営表を作って、運営していく。

運営の分担や会場が決まり、使う会場の間取りが決まり。
長野県にある会場に下見に行って現場がどうなっているか確認したり。
会場の間取りを基に淀川の河川敷でどれくらいの広さか計りながら、運営委員全員でプレ運営を行ったり。

当日に向けての準備をどんどん行った。
また、プレ全国大会と題して名古屋と大阪のグループで発表会を行い、その時に当日にどこのポジションに誰が着くか決める為に全員でいろんなポジションについて適正を見たり。(この時に僕は司会に向いてない事がわかったw)

このプレ全国大会で各ポジションに誰が就くのか?メンバーの能力がどうなっているのか?が現場でわかったので、当日のポジションやメンバーの組み合わせも決まった。

そして、当日に向けて運営表の微調整を行って、準備できるだけのことを全てした上で当日を迎えた。

全国大会当日、最初の方は名古屋の運営が運営し、その日の夜のイベント〜2日目の夜までが僕らが担当するスケジュールだったのだが、名古屋メンバーの準備不足でグダグダ。

当日まで、頑張ってきた全国のメンバーが努力を発表する場を崩した感じになった。
凄い微妙な空気になったが、その後はいろんなイレギュラーが起こりつつも、運営のメンバーと協力して運営を行った。
多くの問題が起きて想定していた状態と現場での動きにズレが生じたりして、かなり大変だったが、司会・タイムキーパー・入退場の誘導・会場内の出演者移動全てのキーポイントで動いたメンバーからいろんな報告と対応策が上がってきて、全て実行して決断して。
慌ただしい持間がずっと続いていた。

結果、運営は上手くできて結局2日目だけでなく3日目も4日目も全ての運営を行った。(名古屋以外の他の運営委員も準備不足だったので僕らがやらないと上手く回らない状態だった)

この4日間で深夜にミーティングがあったこともあって、たぶん8時間くらいしか寝れてない。
演技に出るまでの少しの時間や、全員が別の会場に行っている時に少し寝ただけで、ひたすら動き続けていた。

大会が全て終わった後に運営のメンバーと会った時は、やりきったなー!!と涙が溢れてきた。
凄い清々しい気分だったこと、凄く大変だったことを今でも覚えてる。

全日程の運営が上手くいったことはもちろん。
いろんなハプニングに対応したり、1人では絶対できないことだったから人に仕事や権限を渡して任せたり、運営書を見ながら頭の中でロープレしてどこに何が足りないか考えたりする経験ができたおかげで、いろんな状況に対応できる能力がついたのでめっちゃ良い経験になった。

それから、後期の半年間は夏休みに休みすぎてバイト先でクビになったこともあって経済的なピンチに見舞われあまり大阪に行けない状態になった。

この時に僕の代わりにグループを引っ張ってくれていた、副リーダーや幹部のメンバーにも感謝です。
また、僕がいなくてもしっかりと後期にあったイベントに取り組んでくれたグループのメンバーにも感謝です。

このように、学生団体に入ったことで多くの経験をさせて貰いました。
全ては自分の中で里見さんに言われた10個の違いを【できる】の方に変える為の体験だったようにも感じています。

間違いなく、学生団体に入って本当に良かったと思う。
いろんな事にどんどん挑戦して。130人のグループのリーダーになって、1000人のイベントの運営長をやって、いろんな信頼できるメンバーと出会えて本当に良かったと思っている。

全力で頑張った学生時代を終え、ネット会社へ入社した。

つづく

これまでに

1.高校生の時に教師を目指す
2.大学で行った教育実習を通して、教師の道に疑問を持つ
3.就職活動を行う中で出逢ったカッコいい大人の言葉
4.大阪の学生団体での活動←今回の記事
5.IT企業に入社〜猛勉強の日々〜
6.学生団体の時の友達から紹介された本との出会い
7.いろいろ経験した社会人生活
8.これからの目標

本日もご愛読ありがとうございました。
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