博物館三昧のワルシャワ

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はろー、あゆみです!!
ただいま駆け足でヨーロッパを回っております。もうドイツです。あのキエフでののんびり生活から一転しすぎて体が追いついていかない・・・
そして、ドイツ寒すぎ!!
もう日本の真冬並みです。早く南へ降りよう・・・

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ワルシャワでは、博物館三昧の日々でした。
まず初日に行ったのは、「ポーランド・ユダヤ人博物館」
ちょうど木曜日が無料開放日だったので、夜行バスがついて、宿をチェックインしてから向かいました。
その記事についてはこちら↓

博物館の前にはこんなモニュメントが。
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建物はめっちゃ近代的でした。さすが2013年にできただけある!!
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中に入ると・・近代的すぎて入り口がわからんw
迷ってたら、係員に「出口はこちらだよ」と言われ・・・
「いやいや、うちら・・・入りたいねん
そしたら、丁寧に入り口まで連れて行ってくれました。いやー、ダンディーでしたw

入り口からしてめっちゃおしゃれー。
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中は、ユダヤ人の歴史について、中世のころから詳しく説明されてました。
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ユダヤ人は、運び屋さん(悪い意味ではないw)として活躍してたみたいですね。
アジア〜ヨーロッパ、シルクロードも利用しながら、いろんな国で仕入れたものを売っていたみたい。
その説明が、遊び心あるゲーム式のパネルでわかりやすく書いてありました。

ユダヤ人が発達させた印刷技術コーナー。
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実際に印刷を体験できるコーナもありました。
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そして、ユダヤ教の寺院を模した展示。圧巻でした!!
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王様にもなれるしw
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ユダヤ人街にも紛れ込めるしww
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ユダヤ人は、いろんな国を転々としてたけど、うちらもユダヤ人みたいに転々とできるかのテストもありましたw

この博物館、説明は英語とポーランド語だけで、ぶっちゃけ、何書いてるかよくわからんし、読む気も失せたんだけど、おしゃれで遊び心のある作りで、全然楽しめました!!日本の博物館もこんなんだったらいいのになー!

1939年以降の展示物はどうしてもこうなっちゃうけどね・・・
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なんだかんだで、3時間ぐらいこの博物館いたなー。
帰り道にカルフールによって、ご飯作り。
豚肉がちょー安かったので、1kg買って、今日と明日で食べることにしました。
今日は豚肉ステーキ。お肉柔らかすぎてやばかったー!!
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ビールはちょっと贅沢にカールスバーグ。
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美味しかったです!!

そして次の日に訪れたのは、「ワルシャワ蜂起博物館」
ポーランドは、ヨーロッパの中でも一番と言っていいほどナチスの被害を受けた国。
アウシュヴィッツ収容所も、ここポーランドだしね。
(その記事についてはこちら↓
アウシュヴィッツ強制収容所に行ってきた〜ナチスドイツが残したポーランドの負の遺産をこの目に〜【行き方・前情報編】
【前編】
【後編】

ここワルシャワは、ナチス軍との戦いのせいで、街の8割が消失したとされる町。
ワルシャワ市民が、ナチス軍をワルシャワから追い出すために蜂起し戦った、1944年7月27日〜10月5日の様子を展示した博物館です。
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入館料は、国際学生証を使って、一人14ズヴォティ。日本語ガイドが10ズヴォティで借りれたので、借りました。

入っていきなり博物館の中心にあったこの石碑。
耳を近づけてみると、蜂起のときの爆弾の音や、人々の声が聞くことができます。
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そして、ナチスの重圧的な占領の説明がありました。
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蜂起の時に使われてたアジトを再現してたり・・・
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蜂起の時に使われていた印刷機。
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ナチスに対抗するために作ったポスターなどがありました。
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この博物館には、3D映像が上映されているってことで有名なので、入ってみました!!
ちょっとだけ混んでたので、15分ぐらい待ちました。
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内容は・・・8割消失したワルシャワの街を上空から眺めるだけで、ちょっと期待ハズレって感じでしたw
待って見るほどでもないですww

蜂起の時に使ってた武器の展示もありました。
実際に触れられます。めっちゃちゃっちかったw
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蜂起が長引けば長引くほど、食料などがなくなっていき、市民の生活も大変だったようです。
井戸まで水を汲みに行くのも、ナチスの攻撃に狙われたりして命がけだったようです。
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米・英国が、ワルシャワ市民の蜂起を助けるために、空からパラシュートをつけて物資を落下させるということもしたそうです。が、3/4は、ワルシャワ市民のもとにちゃんと落ちなかったとか。
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ソ連軍なんて、パラシュートもつけずに落としたもんだから、落ちたときの衝撃で物資のほとんどが壊れたそうです。

ここの博物館では、ソ連軍は、自分たちの安全と優位のために何もしてくれなかった・・・と、だいぶ反ソ連気味ですw

ぐっちゃぐちゃにされた建物を再現したミニチュアとか・・・
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何の罪もない市民たちが死んで、その死亡証明書が展示されているブースも、雰囲気があってすごかったです。
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病院も、ナチス軍があえて攻撃したそうです。
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ポーランド人は全員殺せ、というのがナチスのモットーだったとか・・・
ほんま、人間ってそんな究極までできるのね・・・という感じ。

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ワルシャワの人たちは、地下をはっている下水道を使ってナチス軍に攻撃したり、物資を運んでいたようです。
それを模した通路。
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戦時中も、ラジオ、郵便などは絶やさずにいたようです。
このポスト
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横をみると弾丸の跡が痛々しいです。
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郵便局員も、命がけで郵便物を送ってました。
17歳という若さで亡くなった郵便局員もいたそうです。

そしてこれはそのころの子供の日記。
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ナチスの残忍さは絶対に許さない、と書かれているそうです。

最後の方の展示は、そのころの世界の様子などもありました。
ドイツに内緒で、1943年にすでに会談していた、米・英・ソの首脳。
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蜂起が終わった後は、戦場となっているワルシャワの市民は、ポーランドの様々な場所に強制移住させられ、市民の2割ほどしかワルシャワに残らなかったそうです。
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移住後の生活もとっても大変だった様子。
今年のクリスマスイブは祝うことすら許されないほどだったみたいです。
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しかしそんな中、さらにユダヤ人という不利な立場にもかかわらずワルシャワに残ったこの人。
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この人が、「戦場のピアニスト」のモデルになった人らしいですよ!!
うぉー、また見ないとねー!!

ここの博物館、日本語ガイド込みで回ったら、4時間ぐらいかかったー!!
だいぶお腹いっぱいになりました。
ナチス系の博物館、もういいかな・・・

でも、ポーランドの博物館、展示の仕方とか凝っててすごくおもしろい!!”伝えよう”っていう意思が伝わります。
日本もこんな感じでおもしろい博物館いっぱい作って、入りやすい環境にしたらいいのになぁ・・・

宿に帰ったら、白菜と豚肉を使って、お鍋!!
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これが、ホンマ美味しすぎたー!!!

そして・・・ウクライナで買った、唐辛子ウォッカ!!これが大ヒット!!!辛いからすっごく体があったまった〜♪
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もっと買っときゃよかったな。

さてワルシャワの観光はもうおしまい。
とにかくリアルに真冬か!ってぐらい寒くなってきたヨーロッパ。
早く南へ・・・と、その前にドイツビールとドイツソーセージ堪能しましょかw

次回は足早にベルリンへ移動です。

本日もご愛読ありがとうございました。
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