「ドイツ」タグアーカイブ

ベルリンからクロアチアのザグレブまで大移動!!

はろー、あゆみです。
ただいま、クロアチアのザクレブにいます。
あまりの寒さにドイツから逃げるようにやってきたけど・・・ザグレブも寒いやんけー!!
いったいどこまで南に行けば温くなるんでしょうかw

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ベルリンを出発する直前までも満喫します。
ドイツソーセージとビール!!
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ほんま裏切りません!!

そして、1缶0.29ユーロの激安ビールじゃなくて、1瓶0.75ユーロのちょっと高級ビールのんだよ。
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それでも全然日本と比べたら安いけどねw
瓶の蓋もなんだか可愛かった。
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そして・・・やっぱり濃厚で美味しかったー!!

なんだかんだで夕方のなったので、夜行バスに乗って、ミュンヘンへと向かいます。
いまから大移動!
今晩はミュンヘンまで行って、明日の晩はザグレブまで行くという弾丸っぷりです。

ベルリン→ミュンヘンは、megabusっていうバス会社を利用。
このバスめっちゃ激安!今回のバスも8ユーロぐらいでした。ほんで、予約する時期とか日程によっては・・・・
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このバスのデザインみたく1ユーロなんてこともあるみたいw

日本もこれぐらいLCCっぷりなバス会社があればいいのにね!!

バスは当然自由席で、しかも空いてたから、隣の席も使って、足伸ばして寝転んで寝れました♪
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そして、朝6:30頃にミュンヘン到着。・・・ってめっちゃ暗いし寒い!!!
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とりあえずバスターミナルの上にあったマクドで6時間も時間を潰し・・・
いい加減昼になったので、これまたバスターミナルの上にあるスーパーでワインとおつまみを買い出しして・・・
バスターミナルで乾杯w
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大好きなプレッチェル美味しい!ドイツいいわ〜
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ワイン3回も買い出しに行って、だいぶほろ酔い〜
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このあと、二人とも記憶なくなるという、まことに危険な事態が発生しましたw
これ、南米だったら完全に荷物全部無くなってるパターンだよねww

こんな感じで、ミュンヘンでのトランジット17時間半をこなし、
23時、無事にザグレブ行きに乗車・・・

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と。。。ここで・・・
「荷物代1つ4ユーロ、2つだから8ユーロね」

は!!!??
荷物代!!???

どうやら、旧ユーゴスラビア圏では、バスに預ける荷物代を払うのが普通みたい。

バス代自体も、24ユーロと決して安くないのにね!!旧ユーゴ圏はバス代に泣かされそうな予感です・・・

ほんでこのバスでも寝転がって寝ました。
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って、これはやりすぎだけどね!!w

国境越えもびっくりするぐらいすんなりでした。
EUの出国とクロアチアの入国スタンプが隣同士に並んでて、10歩歩けば手続き完了ってなぐらい。
いやー、なんて楽なんだ!!
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バスは時間通り6時にザグレブに到着。
そっから予約してる宿に行ったら・・・真っ暗な状態で着いてしまったよww
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宿には荷物だけ預かってもらって、この辺の散策に・・・
来るときに市場があったので、覗いてみました。
立派なかぼちゃ。
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ここのお母さんのとこで白菜とじゃがいも買いました。
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白菜が10クーナ(170円)、じゃがいも小6個3クーナ(50円)・・・ってなんか安くない!!

ちなみにビールも・・・2リットル20クーナ(340円)とか。
なんか・・・なんか・・・クロアチア思ったより安くない!!逆にドイツの方が安かったんちゃう!?って感じです。

いったん宿で休憩してから、イェラチッチ広場で物産展みたいなんやってるよーって情報を得たので向かいました!!
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生ハムとかチーズとか売ってた。
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あとはオリーブオイルとか、ハチミツまでも。ハチミツにはガチで蜂がよってきてて怖かったw
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ビールの売店ではビールの試飲させてもらたり、いろいろ試食してお腹いっぱーい!!
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帰ってからはごはんづくり。あまりにも寒いので、今日は鍋に決定です。
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ドイツで買ってたソーセージのあまりと・・・
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物産展でゲットした、2リットル12クーナ(200円ちょっと)のビールでかんぱーい!!
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さぁ、明日はザグレブの街を観光するぞー!!

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ワルシャワからベルリンへ〜念願のベルリンの壁に行ってきた〜

はろー!つばさです。
今回はドイツのベルリンでベルリンの壁を見た日について書きます。
この旅で見たかった場所の1つなので、来れて嬉しかった!!

ワルシャワからベルリンへの移動と合わせてどうぞ!!

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ワルシャワを23時発のバスを乗る予定なのですが、宿がチェックアウト後に滞在できそうもないところだったので、14時のチェックアウトと同時にバス停へ向かいました。

今回利用したバス停
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幸い、このバス停の中に待合室があって、しかもWiFiが使えたので出発時間までかなり快適に過ごすとばできました。

待合室
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近くのスーパーでビールを買って飲みました〜♪
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ビールを飲んだり、映画を見たりしていると出発時間になり、バスが来ました。

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バスは自由席だったので、適当に座りましたー!
あまり人が多くなかったので、最終的には1人二席使えてかなりしっかり寝れたのが良かった。

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予定時間にベルリンに到着!ユーロ圏は国境で止まる必要がないので早くていいです♪

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今回ベルリンにはベルリンの壁を見るためだけに来たので、ベルリンの壁の近くに宿を取りました!
宿に向かうためにトラムへ!

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このトラムの中がすごくて、日曜日の朝にほとんど誰も乗っていませんでした。
後から知ったことですが、ドイツは日曜日にスーパーなどの店舗が仕事をすることを法律で禁止しているらしく、めっちゃ殺風景でした。

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今回の宿は『Sun Flower』ってとこです。
チェックイン時間が16時と遅めですが、無料でカバンを預かってくれるし、部屋もキッチンも綺麗でした!

宿外観
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キッチン
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キッチン横のスペース
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部屋
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廊下はおしゃれな落書き
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宿の待合室で少しゆっくりと過ごしてからいざベルリンの壁へ!!

途中にあった車の柄が面白かった
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途中で見えた綺麗な建物
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歩いて10分ぐらいでベルリンの壁が見えてきましたー!
いよいよです。

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ベルリンの壁の僕らが行った側にはその当時のドイツがどのように支配されていたかが書かれていました。

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まず最初にベルリンの壁の真ん中に立ってみました!笑
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現在のベルリンの壁はすごい落書きがたくさんされていて、もうぐちゃぐちゃです。
でも、ペンキで描かれた絵の多くは何か伝わってくるものがあって、ついつい何度もシャッターを切っちゃいました。
ベルリンの壁に描かれている絵をどうぞ!今回は写真多めでお送りします!!

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絵の中には当時東ドイツで使われていた信号機のロゴが描かれていました。
このマークは今人気が出てきてブランドになっているようです。あゆみはこのマークが気に入っているようで、同じポーズで写真を撮っていました。

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歩いているとベルリンの壁のお土産やさんがありました。
中ではベルリンの壁の石も売られていましたが、本物かどうかは疑わしいところです。笑

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ここからもまだまだ多くの絵が続きます。

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ここで、ようやくベルリンの壁に描かれていることで有名なこの絵のところにたどり着きました。

おっさんのキスシーン
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有名らしいので、ここで一緒に写真を撮り、真似してみました。

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おっさんのキスシーンのあともまだまだ絵が続きます。

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あゆみがお気に入りのタッチの絵
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日本をモチーフにした絵もありましたが、落書きだらけでした。
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ベルリンの壁の上部から希望の虹が出ている絵
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無数の手形がつけられた絵
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有名な?車が壁をぶち破る絵は結構小さかった
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シュールのタッチ
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怨念?が描かれた絵
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金持ちの象徴のような絵の鼻はもちろん$
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ベルリンの壁が出来てから壊れるまでの年表
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ベルリンの壁が壊れた年とライオン
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ベルリンの壁はここまでだったので、最後にベルリンの壁の真ん中で撮影。

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実際にベルリンの壁に行ってみての感想。
壁が結構高いなーって感じました。別のブログで意外に壁は小さかったってのを見ていたのでもっと小さいのを想像していたからかもしれません。
あと、ベルリンの壁が二重になっていたことを知りませんでした。2つ壁が並んでたのを見てびっくりです。

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これは昔ベルリンの壁が壊れる前からあったのかは謎ですが、扉があったのに驚きました。
誰も通れないようにしている壁のイメージだったので、本当に意外でした。

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今は南京錠に愛を誓ったものがたくさん付けられていました。
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実際に現場に行ったからこそわかることがたくさんあるので、来てよかったなーと思うと同時に、これから数年後に行くとこの落書きが増えてまた違った感じに見えるんだろーなと思いました。
歴史を感じるものを見に行くのは本当にいいですなー笑

ベルリンに来た目的を達成したので、近くのお店で買い出しをして宿に戻りました。
ドイツと言えばソーセージということで、ソーセージを大量買いしました。
ドイツには白ソーセージというのがあって、レモン風味が少し口の中で広がるとても美味しいソーセージでした!!

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これ日本で食べたらめっちゃ高いんやろーなとか言いながらたくさん食べました。
やっぱり、原産地で食べるのが一番!!旅に出て強く思うことです。
そして、日本のお金を出せば形の良い食べ物がなんでも手に入る感がすごいなーって海外に出てから思います。

ちなみにインターネットで調べたところ、この白ソーセージは正しい食べ方があるようで、僕らも試してみました。

まずは、ソーセージを沸騰させたお湯で20分ほど温めて(火は消しておく)
そのソーセージの背の部分にフォークを刺し、ナイフで切れ目をつけ、ソーセージの皮を取ります。

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皮を全部剥がしたら完成!!
これをマスタードにつけて食べるのが正しい食べ方らしいです。

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食べてみた結果・・・・普通に焼いた方が美味しい!!
皮の噛みごたえがなくなって微妙・・・結局綺麗に剥がした皮もソーセージと一緒に口の中に放り込みました。
最終的に、湯がいて焼くという工程で作ったソーセージが一番美味しいことがわかったので、そのソーセージの美味しさをあゆみが表現しました。笑

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ソーセージに合うビールはもちろん完備です笑

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アウシュヴィッツ強制収容所に行ってきた〜ナチスドイツが残したポーランドの負の遺産をこの目に〜【後編】

アウシュヴィッツ強制収容所に行った時の記事後編です。つばさです。
今回はアウシュヴィッツ強制収容所・ビルケナウと収容所で見逃していた展示を見に行った時のことを書きます。
現地で知ったことをしっかりと記事にしたいと思います。

前回までのアウシュヴィッツ強制収容所の記事はこちら

アウシュヴィッツ強制収容所に行ってきた〜ナチスドイツが残したポーランドの負の遺産をこの目に〜【行き方・前情報編】

アウシュヴィッツ強制収容所に行ってきた〜ナチスドイツが残したポーランドの負の遺産をこの目に〜【前編】

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アウシュヴィッツ強制収容所でのガイドが終わった後、僕らが向かったのはアウシュヴィッツ強制収容所ビルケナウでした。

前回掲載した写真のこの大きい敷地の施設
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ビルケナウに到着して、すぐに飛び込んできた景色
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ユダヤ人をぎゅうぎゅうに詰めた列車が通っていた線路とその奥に建っている『死の門』。
ここにはSS(ナチスドイツ軍の親衛隊)の中央監視塔があり、入って帰ってくるものがいないことから『死の門』と言われているようです。
この線路の上に花が置かれていたのがとても印象的でした。

赤いバラが一輪置かれていた
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ビルケナウの収容所は母体収容所アウシュビッツⅠ(前編で訪れた収容所)から3キロ離れた地点にあります。
175ヘクタール(東京ドーム約37個分)の広大な敷地に300以上のバラック(ユダヤ人が住んでいた家)や4基の焼却炉とガス室に農家を改造した暫定的なガス室が2棟があります。
ナチスドイツは、ビルケナウに殺戮施設の大部分を立てており多くの虐殺がここで行われていました。
この施設をガイドさんの説明を聞きながら見学しました。

ビルケナウの施設に入るとまず目に入るのは、過去にこの施設に連れてこられたユダヤ人が選別されていた列車のホームでした。

この写真の人が立っているところ
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過去の写真
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この場所に到着したユダヤ人の70~75%はなんの記録もされないままそのままガス室に送られていたようです。
多くのユダヤ人は、ビルケナウに行く時に『新しい働き先に向かうため移住する』と聞かされていたようで、所有しているほとんどの財産を持ってきていました。
そして、その全ての財産を全てここでナチスドイツ軍に奪われ、この施設の中にある倉庫に移していたようです。

過去に使われていた列車が飾られていました
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この線路の先には、ビルケナウの中で最も大きいガス室が2基あります。
このガス室には1度に2000人ほどのユダヤ人が入れられ、毒ガスを撒き、30~40分後に中の屍体を隣の焼却炉で燃やしていたようです。(ガス室の中で毒ガスから運良く逃れた人はその場で銃殺していたと言っていました。)
この施設はドイツ軍が撤退する際に、残虐な行為を行った証拠を隠滅するために爆破したため、残骸が残っている状態です。

破壊されたガス室
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2000人のユダヤ人が収容されていた場所
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殺され、燃やされたユダヤ人の屍体は、その匂いを隠すために森に埋められたようでした。
そして、その森はこのガス室の周りに植えられた部分だそうです。
アウシュヴィッツⅠ同様、無駄なく効率良く人を殺すために作られているこの施設に吐き気がします。
どうしてこのような残虐な行為を人間が人間に対してできてしまうのか・・・理解することができません。

2基のガス室の間にはファシズムの犠牲者への国際追悼碑がありました。

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施設内の線路に置かれていた追悼の花束
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ガス室を見た後に、収容されていたユダヤ人が生活したバラックを見学しに行きました。
この施設もガス室と同様、ドイツ軍が撤退する際に爆破してしまったようで、300以上あったバラックのうち67のバラック(レンガ造り45棟 木造22棟)しか残っていません。

レンガ造りのバラック
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その中で僕たちが見に行ったのは『Block 16』と表記されたバラックでした。

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このバラックでは女性と子供が収容されていたようです。
施設の中には3段ベットがびっちり並んでいて、まるで家畜を飼うスペースのようでした。(もちろん地面は床ではなく土でした)

バラックの中の様子
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子供もいたからか絵が描かれていた
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驚いたのは、この3段ベットの中の1つのベットに5~7人のユダヤ人が一緒に収容されていたことです。
こんな小さなスペースに大の大人が5~7人も一緒に入って寝るなんて・・・日々重労働を強いられているのに、寝るのがこんなところじゃ疲れもとれません。

ベットの様子
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このバラックは湿地帯に作られたため良く泥土になってしまいました。
このような劣悪な衛生条件や現場での水不足から、到着後ガス室に送られなかった人がどのような苦しい生活を送っていたかは容易に想像できます。

バラックのすぐ近くには、収容者用のトイレと洗い場がありました。
ここも開けっぴろげで、プライバシーもなにもない状態でした。
アウシュヴィッツ強制収容所を見学した後に見た『シンドラーのリスト』という映画の中で、この場所にある汚物まみれのトイレの溝に隠れて、処刑をまぬがれた少年がいた描写されていて、そのシーンを見たときは心が痛みました。

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このように、ビルケナウでの収容者の生活環境を実際に使用していた建物や当時の写真を利用して詳しく知ることができました。
最後のガイダンスの中で、ガイドの方が『この収容所には多くのユダヤ人が収容されました。ピーク時には90000人ものユダヤ人がこの場所に収容されていました。しかしナチスが敗戦した後解放されたユダヤ人はたった50000人だけだった。。。多くのユダヤ人がこの場所で死んでしまった。』と涙ぐみながら話しているのがとても印象的でした。

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ビルケナウでガイドは終了し、アウシュヴィッツⅠに移動しました。
そして、無料入場券を取得し、見学できていない展示物が飾られている第六ブロックへ向かいました。
この建物の中には、収容された方がどのような生活を送っていたか、ナチスドイツ軍からどのような行為を受けていたかがわかるような展示物が飾られていました。

部屋に入ってすぐにあったのは、収容された人物の写真でした。
収容所に到着したユダヤ人は、服などあらゆる使用物が取り上げられ、髪を切ってシャワーを浴びせられ消毒した後、囚人番号を与えて登録し、3面から写真を撮っていたようです。(初期の頃のみ、到着するユダヤ人が増えてくると、何も行われずガス室送りに送られたりしていた。)

この写真の中には小さな子供もいました
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収容所に到着した子供の大部分はガス室で死にました。(労働力にならないため)
ガス室に送られず収容された子供は、大人と同じように扱われ、厳しい労働環境にさらされました。
また、子供達の中には医学実験の材料にされた者もいたようです。
収容された子供は政治犯と記入されていたようですが、子供達が政治犯というのはどういう理屈なのか疑問しか残りません。。。

ソ連に解放された際の子供の写真
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アウシュヴィッツ強制収容所においては、囚人番号を収容者に刺青として入れていたようです。
大人も子供も含めた全員にです。
人間が人間にこんなひどいことをして心は痛まないのか?どうしてこんなことができるのか?という疑問が生まれます。

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収容所で収容者に与えられた食事は1日たったこれだけだったようです。

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1食ではありません。1日です。
重労働を課し、食事はこれだけ・・・こんな生活を送っていたので、収容された当時は45~55KGほど体重があった女性は解放時、23~25KGに体重が減っていたようです。
栄養失調どころの話ではありません。体重が1/2になっても働かされていたのかと思うと・・・心が痛みます。

展示されていた女性の写真
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そして、最後に解放された収容者が書いた収容時の状況が描かれた絵が飾られていました。


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労働中
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労働終了→帰宅
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この絵を見て、こいつらは何様なんだ?と思いました。
これで、第六ブロックでの展示が終わりました。

世界を旅することで、ポーランドのクラクフにあるアウシュヴィッツ強制収容所に来ることができ、このような悲惨な現場を見ることができました。
このような非人道的行為が行われていたのが、たった70年前のことだということに驚きます。
なぜ日本は第二次世界対戦時こんなドイツと同盟を組んだのか?とも考えてしまいました。
『負の歴史』『負の世界遺産』と呼ばれるこの場所には、その言葉では表現できない何かがありました。
この何かはおそらく現地に行かないとわからないし、現地に行った人にしか伝わらないと思います。

このような人間を人間と思わない行為を2度と行わないためにも、多くの人に知ってもらいたい場所です。
最後にアウシュヴィッツⅠのガス室に書かれていたメッセージを書いて終わりたいと思います。

You are in the building where the 55 murdered thousands of people.
Please maintain silence here: remember their suffering and show respect for their memory.
(あなた5万5千人が殺害された建物にいます。ここでは静かにしてください。彼らが受けた苦痛を覚えてください。そして、彼らの記憶を尊敬し見学てください。)

本日もご愛読ありがとうございました。
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