はろー、あゆみです！！
ようやく重い腰を動かしてプエルトプリンセサから移動か！？という感じでーす。次はマニラに行く予定！！
実はプエルトプリンセサに来て初めて知った日本の歴史があります。そのことについて今回は紹介したいと思います。
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キレーな教会があるらしいから行ってみよーぜ！！ってノリで訪れた教会「イマキュレートコンセプション大聖堂」
この横にひっそりとあったこの場所。
実はここに悲しい歴史が隠されていたのです。
ここは、「Plaza Cuartel」
この門の横にはこんなことが書かれていました。
「１９４４年１２月１４日に、１５０人ほどのアメリカ人の捕虜が日本兵によって焼き殺された」
え！！？と思ってさっそく中へ。
中は公園のようになっていて、第二次世界大戦時のパラワンについて書いてありました。
ビサヤの戦いというのがあったほど激しい戦場と化したフィリピン。
よく考えたらフィリピンって、第二次世界大戦で日本軍と連合国軍の戦場になってしまった場所なんですよね。
で、ことが起こったのは、１９４４年１２月。
なんと日本軍はアメリカ人捕虜に、「空襲が来たから防空壕に入れ」と指示を出し
アメリカ人が入った防空壕にガソリンを付けて火を放ったそう。
なんてこと！！
１９４４年１２月というと、戦争も末期に近づき日本軍も疲弊してきたころで、しかも連合国軍がフィリピンに上陸したという誤報もあいまってこんなことをしたそうだ・・・。
この公園には、そのアメリカ人捕虜たちの殺された場所に記念碑が立っていました。
旅行していると、日本人って割といろんなところで良いことをしてきてて受け入れてもらえるから、日本人であることを誇りに思うんだけど
ここにいるとき、日本人であることが居たたまれなくなりました。
で、もっと知りたいって思って次の日行ったのは「World War II Memorial Museum」
１人５０ペソで入れます。
入り口にあったこれ・・・
実はアメリカ軍が日本軍からフィリピンを勝ち取った時の様子っていうｗ左手に持ってるの大日本帝国の国旗だからね。
中に入ると、USアーミーの服着てジープ乗って写真撮らせてくれるってので撮りました。
なんか日本人なのに皮肉な・・・・。
最初にパラワンで起こった虐殺の様子について写真付きで説明がありました。
アメリカ人の捕虜ってこんなにもやせていたんだ・・・って可哀そうになります。十分にご飯食べさせてもらえなかったんだろうな・・・。
日本人の大将や少尉たちが”犯罪者”として貼られていました。
で、ここが実際にアメリカ人捕虜が焼き殺された防空壕。
そして生き残った人たち。
焼き殺した日本人はそのあと捕虜となり、東京で裁判を受けることになります。
なんかこの表情を見てると、ただの普通の工場のおっちゃん・・・みたいな感じがして・・・。本当はこんな事したくなかったんだろうな、とか、
日本軍の上の命令に逆らえなかったんだろうな・・・とか、思っちゃいます。
奥の部屋に行くと、パラワンの軍のコーナーと
日本軍のコーナーと
アメリカ軍コーナーと
なぜかいろんな国の戦争グッズを集めたコーナーがありました。
パラワンで見る日本軍のモノ・・・。フィリピンって戦場だったんだなって思わされます。
戦場に出ていく子の寄せ書きがありました。
そこには、ひっそりと英訳が・・・。
ちなみに日本の兵器が並べられてるコーナー
長さ足りてないから！！笑
ちゃんと図ってからつくろーね！さすがフィリピン（笑）
ふつーに置いてある爆弾。
そしてこういう風に飾られると違和感を感じるのは、自分が漢字が読める日本人だからか・・・？
アメリカのコーナーに置かれているグッズはどれも大きかったです。
これは日本勝たれへんやろって直感で感じました。
ちなみに・・・フィリピンの展示は・・・
なんかテイストちがくね・・・？笑
このほかにも、フィリピンで当時使われてた大日本帝国が発券したペソ札とか
記念切手
さらには捕虜の人が書いた手紙（日本軍の検閲印あり）
なんかもあって、なかなかすごい博物館でした。
ここ、プエルトプリンセサにくるまでは全然知らなかった悲しい歴史。
こうやって実際に行ってみることで初めて知って、興味を持つ機会が与えられるんだな、と思いました。
「Plaza Cuartel」の場所
「World War II Memorial Museum」の場所
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