人生の転機〜IT企業でドタバタ、インプットが多い1年〜

こんばんは。つばさです。
前回のブログに続き自分が経験してきた事について書こうと思ってます。

1.高校生の時に教師を目指す
2.大学で行った教育実習を通して、教師の道に疑問を持つ
3.就職活動を行う中で出逢ったカッコいい大人の言葉
4.大阪の学生団体での活動
5.IT企業に入社〜猛勉強の日々〜←今回の記事
6.学生団体の時の友達から紹介された本との出会い
7.いろいろ経験した社会人生活
8.これからの目標

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今回は【5.IT企業に入社〜猛勉強の日々〜】について書きます。

学生団体での活動を精一杯頑張り、大学も無事卒業し、就職し社会人になった。

大阪のオフィス勤務だったが、研修で東京の本社へ!!

入社して2日間は研修だった。
SEO、サーバー、インターネット、LPO、ホームページなどいろんなネット用語を説明されて、自社で扱っている商品の説明をされて・・・
全然わからん。。。ってなった。

もともと英語が嫌いだったこともあり、横文字が大の苦手。。。
しかも、インターネットのことはチンプンカンプン。。。
これは大変だ・・・と本当に思った。

3日目からはとりあえず既存顧客周りをしてこい!とのことだったので、会社のサービスについて何もわからないまま顧客周り。(もちろん新しい契約を取る為に行く)

初めてお客さんのオフィスに行く時は凄く緊張したが、留守だった。(アポなし訪問だったので)

顧客周りをしながらお客さんと話をしていろんな言葉の意味を教えて貰ったり、今悩んでいる課題についてヒアリングしたり。
Twitterが流行り出したくらいのタイミングだったので、ガラケーでTwitterを使い情報収集をしたり、ネット用語の本を買って読み出したり。

1ヶ月の研修を行う中で自分がどれだけ知識がないのか改めてわかった。
必死に勉強をしないと売れないとわかった。
大阪に帰ってからは、基本1人でテレアポや飛び込み営業を行う。
提案できそうなら上司に同行して貰って営業を掛ける。って感じのやり方で平日仕事をして、土日は近くのジュンク堂に行き、IT関係の本を読み漁った。

今注目されているSEOのやり方や流行ってきたTwitterやFacebookの使い方、LPOに関する本、マーケティングに関する本、哲学に関する本、営業のやり方についての本(あまり参考にならなかったから少し読んで読むの辞めた)。

大きいジュンク堂書店だったので、どんどん新しい本が出てきて、僕は本を読むスピードが遅かったから追いつかなくて、どうすればたくさん本を読めるのか?について考えて、早く本を読めるようになるハウツー本もたくさん読んだ(フォトリーディングや速読)し、読んだ本の内容を忘れてしまうので、記憶法に関する本も読んだ。(マインドマップや本にマークを付けたり、考えたことを書いたりする方法について書かれた本)。

そして、営業を行う中で本から学んだ知識で使えそうなことをお客さんにネタとして話してみて、相手の反応を見たり。

毎回のアポイントやテレアポの時間がトライ&エラーの連続だった。
少しずつお客さんもついて来た時にお客さんがほとんど中小企業の社長だったので、経営者の考え方を知らないと話についていけないと!と思い、中小企業診断士の資格の勉強や経営者が書いた本、会計に関する本にも手を出すようになった。

本を読み漁ってた時は読みたい本が多すぎてキリがなかったので、自分の中でルールを設けて買うようにしてた。

ジュンク堂の中を歩き回って、面白そうな本をカゴに入れる→座って読める場所に行って速読で本を読む→面白いと思った本とこれは要らないと思った本を分ける→面白いお思った本だけ買って読む。

こんな感じで分別してたけど、1ヶ月に本代が30000円くらい掛かってた。
お金がなかったから図書カードを10000円分買って使ってたのを覚えてる。

結局5月〜8月くらいの間に本を100冊くらい読んで、日経新聞も取るようになって朝読んだり、夜には親から勧められたニュースを見て情報をインプットして、使える情報はその日のテレアポやアポに使ってって感じで仕事をしていた。

大阪の上司が凄く良くて(顧客を凄く大切にしてて、新規より既存顧客との関係性を大切にし、お客さんからも信頼されている)、テレアポのリストの探し方や営業方法、営業に関する考え方について教えて貰って。

今でも営業の基本はこの先輩のやり方だなーと思ってます。

僕がIT企業で働いていた時はネット業界で、結構変革がらあった年で(たぶん)FacebookやTwitterなどSNSが流行り初めて、クラウドサービスがたくさん出てきてGoogleの検索順位を決める評価基準がガラッと変わって。
インターネットの世界が大きく変わったように感じた。

コトラーのマーケティング3.0って本を読んでいたので、今後のSNS市場の拡大の可能性が見えていたし、今がネット業界の転換期だと思ったので、過去の知識詰め込み→新しい情報にフォーカスした読書に切り替え必死に読んでいくと、その分野の知識を持っている人が営業にいなかったので、質問されるようになって。

1年目の12月くらいからこの会社にいて自分は成長できるのか?って思い出した。
営業部は次長と課長と僕の3人だし、いろいろ調べたからうちの会社のサービスが時代遅れなのもわかったし、これから作ろうとしているサービスにも期待ができなかった。

2010年12月からすごいフラフラしてて、いろんなことに手を出した。
この時の経験は良いことも悪い事もたくさんあった。

結局、インターネットの会社は1年間やって4月末に退社。
ベンチャー企業の社長からうちに来ないか?って言われてて、そこがやろうとしている事が面白そうだったのでこの会社で働こうと思った。
また、3.11の報道を見た時に現地で何かしたい!って思ってたのでこの機会にボランティアに行こうって気持ちもあって入社する前にボランティアをする事にした。(次の記事で書く本を紹介してくれた友達に【高橋歩】の講演会があるから一緒に行こう!って言われて、らんま1/2の作者が来てるんだ〜とか思いながら行ったら全然違う人で、歩さんが石巻で震災被害に対するボランティアをしてて、そこでボランティアに行く事を決意した)

会社を辞めた後は、1週間くらい石巻に行ってボランティアをして、帰ってきてからベンチャー企業に入社。(ベンチャーでの体験は別の記事で書きます)

ボランティアは高橋歩さんがリーダーをしているオンザロードって言う団体に入って泥のかき出しや壊れた家具の移動、被害届が出てる家に行って状況やどんな支援が必要か確認を行った。
震災から2ヶ月経っても綺麗になっていない街を見てこの事件の大きさを改めて実感。

ボランティアを行うのに移動していた車でメンバーが発した

『もし今津波が来たら俺たちも死ぬな。それも覚悟してボランティアをせなあかん』

『私の街は津波でぐちゃぐちゃになって何もできないから、手伝いができるこの街に来てボランティアをしてるの。』

『俺が働いてた会社は波で流されちゃったからこれからどうしようかなー。世界一周でもするか!』

って言葉に驚き、自分と年齢も変わらない人がそんな想いでボランティアをしてることを感じ、被害にあった人が他の被害者の為に活しているっていう優しさを感じ。

感動した。

また、ボランティア先には普段会わないような人がたくさんいて、農業に興味があって住み込みで働いてる人や世界中を旅している人、海外でイベントを主催している人。
そんな人達と出逢って、話をして、一緒に活動して。

1週間だけだったけど、めちゃくちゃ濃い時間だった。

この頃は僕も世界や旅に興味を持っていたので、その点でも良い経験になった(なぜ海外に興味を持ったのか?は次のブログで)し、農家さんで働こうと思った原因を作ったのはこの時のボランティアだった。

つづく

これまでの記事はコチラ

1.高校生の時に教師を目指す
2.大学で行った教育実習を通して、教師の道に疑問を持つ
3.就職活動を行う中で出逢ったカッコいい大人の言葉
4.大阪の学生団体での活動
5.IT企業に入社〜猛勉強の日々〜←今回の記事
6.学生団体の時の友達から紹介された本との出会い
7.いろいろ経験した社会人生活
8.これからの目標

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