オラ!つばさです。
最近タイで出会った旅終盤の方の言葉を思い出します。
『早く日本に帰って仕事がしたい』
長期間の消費のみの生活をしてると、生産性のある仕事がしたい衝動に駆られます。
いやー旅を2年とか続けてる人はほんとにすごいと思う!!
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現在サンドラの家に滞在中。
かなりゆっくりとした生活をしております。
今回はサンドラの旦那さんペドロさんと一緒に白い石切場に行った時のことを書きます。
一緒にサンドラの家に滞在していた優くんと4人で向かいました。
バスやタクシーを乗り継ぐこと30分。
ついに到着です。
ここは、町中にある石造りの家の石を作っているところです。
この看板があるな所から見える景色はかなりのスケール感でした。
この地域一帯はとても白い石が採掘できるようです。
白い石は大きさの割に軽く、削れやすかった。
谷の部分を歩いていると、大きな彫刻が見えてきました。
かなり大きな神殿の入り口を再現したものでした。
スケール感に圧倒されるとともに、これを作り上げるのにどれだけ時間がかかったのだろうか?と考えさせられました。
この彫刻から少し進んだところに、石切場の職人がいました。
日曜日にも関わらず働いていました。
このおっちゃんサービス精神旺盛で、石を切るところを見せてくれました。
石を切っている様子を動画で撮ったのでどうぞ!
鉄の棒を使って石を切る様子を見るのは初めての体験でした。
こんなにもまっすぐに切れるものなんだと驚きました。
切った石は細かくして、綺麗に調整しこのように積み上げるようです。
職人さんによって積み方は違ってて、別の職人さんはこんなアーティスティックな積み方をしてました。
ここの職人さんは石を綺麗な形に調整する仕事をしていました。
石を綺麗にしているおじさん
仕事をしながらいろいろ話を聞いたのですが、石切職人は1日に家に使うようのブロックを20個ほど作るようです。
20個のブロックは80ソル(3200円くらい)で売れるようなので、日給は3200円。
灼熱の太陽の中ひたすら石切作業を続けて、日給たったこれだけです。
月給換算にするとだいたい500ドルくらいらしく、ペルーの人から見ると給料は良いほうらしいです。(ほとんどの人は300~350ドルくらい)
月給500ドル・・・大学生が親からもらう仕送りや週2~3バイトをすればもらえる価格がペルー人にとって良い月給です。
こんな専門性のある肉体労働をしてもたったこれだけの給料しかもらえない環境にあるのを見て、本当に日本は恵まれているなと感じました。
石を切り出し・整え・積み上げ・不必要な石は運び出す。
この仕事はとても大変そうで、とてもこの年齢の人が続ける仕事ではないように感じました。
実際に優くんが不必要な石の切れ端を運ぼうと、一輪車を押しましたが、地面が砂なのもあってかなりの押しにくく・重かったようです。
この仕事は現在まで50年間続けているようで、今仕事をしている方は2代目だそうです。
これから3代目の働き手が見つかるのか?などの問題も内包していそうでした。
仕事や給料のこと、働き方や仕事を次世代に繋げること、人材育成や人材発掘のこといろんなことをここの職人さんを見ると考えるようになります。
そして、街中で白い石が組まれて作られた家を見ると、あの職人さんの努力の結晶がここに形として出来上がっているんだ。と街を見る目が変わりました。
お昼過ぎくらいにここを出て、サンドラの家に帰ると、サンドラが昼ごはんを作っていてくれました。
サンドラの美味しいご飯が本当にありがたい!!
ありがとうサンドラ!
次のブログではサンドラママの料理を紹介します!
でわでわ〜。
本日もご愛読ありがとうございました。
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つばさ&あゆみの新婚旅行日記