オラ!つばさです!
今回は世界で出会った面白い人にインタビューした際の記事を紹介します!
アルゼンチンの上野山荘で出会った、現役高校生で世界一周している吉野裕斗くん!!(通称:よっしー)
高校生で世界一周してるのってのも面白いし、世界一周に行くまでにやっていたことも面白いと思ったのでインタビューしました!!
それでは、将来は国際協力を行いたいよっしーへのインタビュー記事をどうぞ!!
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【なぜ世界一周に行こうと思ったんですか?】
将来国際協力の仕事に就きたいと高校生の時に思ったからです。
国際協力の仕事と言っても関わり方は多彩で、(青年海外協力隊、JICAなど)これから大学に入ってどの分野を勉強するか考えた時に、実際に各国で国際協力活動を行ってい現場を見てみることで、より具体的な目的意識を持つことができると思いました。
出発時の中部国際空港にて
【国際協力の仕事に興味を持ったきっかけはなんですか?】
高校一年生の夏休みにタイに訪問したことがきっかけです。
高校一年生の時に、学校の工事でたまたま夏休みが2ヶ月になりました。その時周りの友達に海外へ短期留学しに行く子が多くて、どうしても自分も行きたい!負けたくない!(笑)って気持ちで、親に定期代前借りしてタイ行きのチケットを購入しました!
タイでは山岳民族のアカ族・ラフ族の村に訪問しました。
山岳民族の村では電気がない状態で生活を行っていて、かなり衝撃を受けたのを今でも覚えています。
訪問した時に山岳民族の子どもへプレゼントする為にえんぴつを持って行ったのですが、自分が想像してた以上に喜んでくれて・・・それが自分自身もとても嬉しくて・・・ボランティアとか国を超えた仕事に興味を持つきっかけになりました。
その後、日本でボランティア団体を立ち上げ活動をしていく中で、タイに訪問した時よりも具体的に国際協力の仕事がしたいと考えるようになりました。
【日本でボランティア団体を立ち上げたとありますが?】
上記のタイでの経験から日本に帰っても何かしたい!!と思い、いろんなボランティア団体に参加してみました。
でも、社会人がたくさんいる環境で高校生が活動するのってちょっと難しいなと感じるようになってしまいました。
その時に大学生がボランティア団体を作ってるのを知って、大学生にできるなら高校生にもできるだろうと友達6人と一緒にボランティア団体を立ち上げました。
高校生だけのボランティア団体を立ち上げるのは凄く難しかったです。
というのも、未成年なので会場が借りれなかったり、何をするにも親の許可が必要だったからです。
【ボランティア団体の立ち上げはどのようにして進めていったのですが?】
動いてる中で自分達が高校生で、親の許可がないと何もできないことを知ったので、まずは団体の認知度を上げることを考えました。
その為に新聞社に営業を掛けて取材してもらいました。(友達に活動内容を話した時に、おままごとみたいだと言われ、ショックを受けたこともありました。)
新聞に載ることでメンバーが増え、他の新聞社も取材してくれるようになりました。
また『僕たちに』というより『団体に』会場を貸してくれるようになり、会議やイベントの開催がより簡単になりました。
団体発足当初は6人で始めたのですが、1年後には50名以上のメンバーに増え、やれることも増えてきました。
現在は団体の代表を次の世代に引き継いでいます。
【団体では具体的にどのような活動を行ったのですか?】
いろんなことを行いました。
例えば、ブラジルのサントスと言う町のスラムに日本の学校から文房具を集めて送りました。(今回の世界一周でこの町を訪れようと思っています。)
タイの山岳民族の子ども(高校一年生で訪れた村)を町に連れて行くツアーを行い、実際に現地に団体のメンバーが行き、引率を行いました。(理由:タイの山岳民族の子どもが大人になって町に行った時に、わからないことだらけでトラブルに巻き込まれることが多いと現地で国際協力を行っている方に聞き、その対策の為)
フィリピンの孤児院に30万円とカルタを寄付しました。(世界一周中に渡しに行きました)
バングラディッシュで外国人が訪れたことのない学校に行き、文房具100人分寄付しました。(世界一周中に渡しに行きました)
ボランティア団体での活動をしていく中で、TED名古屋に出させて頂く機会を得ることができ、かなりいい経験もさせめもらいました。
その時の動画はこちら↓
TED×名古屋講演時動画
団体の運営費はフリーマーケットで使わなくなったおもちゃを売ることで得ていました。
フリーマーケットに来るお客さんのニーズと僕たちが売っているものが合致したのか、資金を集めることができました。
【ボランティア団体発足後、世界一周に旅立つわけですが、どのように進めたのですか?】
2015年の1月にボランティア団体の代表は次の世代に引き継ぎました。
団体の代表を引き継ぐ前から、国際協力についてもっと知りたい!自分の目で見たい!という気持ちが強くなり、世界一周をすることを考え始めました。
でも、世界一周をする上で大きな障害になるのが資金面の問題でした。
この問題を解決する時に、ボランティア団体の立ち上げの際に行った新聞社への営業の経験が役立ちました。
前回はボランティア団体の活動に対して、新聞社に支援を求めたのですが、今回は僕の世界一周に対して多くの会社から支援(協賛)を得られないか?と考え、営業をかけるてみる事にしました。
高校が終わってからの時間や休日、テスト期間中に早く帰れる時など使える時間は全て使いました。
営業を行っていた時にも、いろんなキツイお言葉もたくさん頂いたのですが、その中には僕のことを応援してくれる人もいて、その方々の支援のおかげで、0円で世界一周することができるようになりました。
この時支援をしてくださった皆様への感謝の気持ちは尽きません。
【日本で多くの経験をし、世界一周に飛び出したわけですが、実際に行ってみてどうでしたか?】
世界一周を行う中で、今まで知らなかったこと、ものを見る経験をすることが多く、何度も夢が変わりました。笑
と言っても本当に夢が変わったわけではなくて、国際協力を行うと言う夢を達成するための手段が変化しました。
ある時は農業の専門家になることで、貧困地帯で農作物を作り食料自給率を上げたいと考えました。
また、ある時はカンボジアで出会ったかものはしプロジェクト(生活をするために児童売春を行っている女の子に仕事を与えるプロジェクト)やルワンダの大虐殺によって生み出された未亡人の雇用を生む活動を知って、ソーシャルビジネス(社会起業家として活動をしたい)を行いたいと考えたりもしました。
かものはしプロジェクト写真
カンボジアにある数ヶ月後に廃校予定の日本語学校
また、実際に現地に行き、お話を聞くことで国際協力の持つ問題点に気づくこともできました。
その問題点とは、2つあります。
1つ目は無償援助による援助なれ問題です。
無償の援助を行うことで、援助を受ける側が、援助を貰って当然と考えるようになり、援助を貰うために活動してしまい、結局現地の人が堕落してしまいました。
2つ目は短いスパンでの支援は結局何も残さないという問題です。
実際に聞いたお話から説明します。
ウガンダで野球リーグを作る為にカナダが援助をしてくれていました。
カナダが援助を行ってくれたおかげで、ウガンダで野球が盛んになり始め、これから発展させていこうという段階になりました。
が、援助を行う契約期間2年が過ぎ、カナダからの援助がなくなった途端野球ブームは終了してしまいした。
野球を通してお金を稼ごうと思っていた人もいたと思うと残念です。
ウガンダで野球少年達と交流
この2つの問題点を知ったことは、僕がどのような国際協力を行うか?を考えた時に大きなヒントを与えてくれました。
僕が現在導き出している国際協力の形は、ビジネスを作り出すことで国際協力を行うという方法です。
国際協力を行う上で大切なことは1つだと思います。
それは、持続可能なモデルを作ることです。
持続可能なモデルで国際協力を行うことで、ウガンダの野球のような事態は防げるとも思います。
持続可能なモデルを検討した際に、ビジネスを行い、営利を得ることが必要だと思いました。
それに、ビジネスを行うということは、現地に雇用を生むということなので、その点でも国際協力になると考えています。
その他、世界一周中にこんな体験をしました。(ブログはこちら→高校生単独世界一周バックパッカー)
・ケニアの児童拘置所に行ってきた
・タンザニアの年収100億円の社長に会った
・フィリピンの孤児院に30万寄付
・フィリピンでフリーハグ
・タイの学校で日本語の授業を行った
・バングラディシュで外国人が訪れたことのない学校に訪問。文房具を100人分寄付
・バングラディシュのBRACと言うNGO団体訪問
・JICAミャンマー事務所訪問
【日本に帰国後はどうするんですか?】
今回の旅を通して僕は自分の夢が自分の言葉で表現できるようになりました。
それは、『自分の持っているスキルで人をサポートして、自分も相手もハッピーになる』です。
日本帰国後には、ビジネスと国際協力が学べる大学に進学する予定です。
今回の旅を通して、重要なのは人と人の出会いだということを知ったので、大学で勉強しながら人脈を広げる為に積極的に行動したいと思っています。
また、新しい夢も見つかりました。
それは、『日本の高校生にもっと世界に興味を持ってもらい、自分と同じ夢を描ける仲間を作りたい!』です。
僕自身世界に出たことで多くのことを知り、いろんなことを勉強できました。
世界は人生を考える上でかなり良い教材だと僕は考えています。
なので、世界で知ったことをどんどん発信し、それが世界に出るきっかけになればと思っています。
その為にも、帰国後には世界一周報告会を行います。
現在、東京・大阪・名古屋・新潟で行う予定です。
また、高校生の間に本を出したいとも考えていて、現在交渉中です。
以上!!よっしーへのインタビューでした!!
本日もご愛読ありがとうございました。
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